筋力トレーニングでよく聞く【オールアウト】それは筋肉がそれ以上動かず、完全に力を出し切った状態のことです。
オールアウトまで筋肉を追い込む理由は単純で、筋肉に変化(進化)を強要するためです。
「余力が残る程度の負荷」は、「現時点でも対応できる負荷」であり、筋肉がそのままでも十分対応できるので、無理に変化する必要がないでしょう。
逆に、「余力が全く残らないような負荷=オールアウト」は、「現時点の体では対応できない負荷」となり、今までの体では対応できないので、その負荷にも耐えられるような変化が筋肉に求められるのです。
この「対応できるよう変化すること」こそが筋量・筋力アップであり、筋力トレーニングでは、オールアウトまで追い込む理由なわけです。
※一概に「トレーニング」と名のつくもの全て【オールアウト】を目指すわけではありません。
何でもかんでもやれば良いというものではないので勘違いしないで下さい。
ちなみにムーブメントトレーニングやファンクショナルトレーニングでは、はじめから【オールアウト】を求めるわけではなく、動作獲得が優先されます。
内のジムが得意とするローテッドムーブトレーニングは(ViPR、コシティなど)はどちらも同時に獲得を目指します。