肩こり,腰痛,しびれや痛み,体の不調,を抱える人は多いんでしょうね。 背骨の仕組みを知り、若く保つ生活習慣を実践している人はどれだけいるんでしょうか?
腰痛やヘルニアにつながる椎間板の役割をキチンと理解しておかないと、思い込みやお医者さんの言われるがままで、不安心が募るばかりです。
人体にとって背骨 は「大黒柱」(一本ではなく仙骨を入れれば25個が積み重なっている)大事な機能を果たしている。一方、かなりの負担を背負っている側面もあり、姿勢が悪いと不調の原因になることは明確です。
椎間板の弾力が大きなポイントです。
他の動物と違い直立したことで、大きな負担を背負うことになった人間の背骨。重さを支えているのは、椎骨(ついこつ)と椎骨の間に挟まった「椎間板」という弾力性に富む組織です。
椎間板は、硬い外枠(線維輪:せんいりん)の中に、ゲル状の成分が詰まった構造をしています。この弾力に富む中心部が「髄核(ずいかく)」というクッション の本体。紙おむつのように吸水性が高く、圧力がかかるとじわじわ水分を放出して縮み、圧力から解放されると再び水分を吸い込んで膨らむ。
※下記図のとおり、椎間板の中心部の髄核は、非常に吸水性が高い。圧力がかかると水分を放出して縮み、圧力がなくなると水分を吸って膨らむ。朝と夜で身長が変わるのは、髄核の体積変化によるものである。
椎骨(ついこつ)とは?:背骨は、椎骨が積み重なっています。重さを支える円筒形の部分(椎体)の間に、クッションの役割をする椎間板が挟まっている。
髄核(ずいかく)とは?:椎間板の中心の、弾力性が高い部分を髄核という。多量の水分を含むゲル状の成分で、圧力に応じて吸水・放水を繰り返します。
この吸水・放水には重要な意味があります。
①椎間板には血管が通っていない。髄核の働きで水分が入れ替わることで、内部に酸素や栄養が行き渡る仕組みになっている。
②髄核はただのクッションではなく、椎間板の水分循環を担っている。
椎間板を健康に保つには、「同じ姿勢を続けないことが大事」。体をこまめに動かし、椎間板に圧力をかけては休め、水分を循環させること。これが、背骨の若さを保つポイントです。(水分をこまめに取らない人に飲め!!と指示しているのはこれも理由の一つなんですね)
根本解決の為には、動作そのものを改善することとそれを実戦することが大切です。ダンデライオンジムネイジアムで体全体を使う運動を始めましょう!