会員の皆様、いつも当ジムを応援いただきありがとうございます。
リニューアルオープンの喧騒の中、引越し作業中に発生していた備品の紛失や損傷について、
本日3月6日、「アート引越センター」様と正式に示談が成立いたしました。
今回の件を通じて、私が学んだ「プロの責任の取り方」と、皆様に知っておいていただきたい「社会の仕組み」について、包み隠さずお話しします。
1. アート引越センター様が見せた「誠実さ」のカタチ
今回のトラブルに対し、アート様は支店長自らが迅速に現場を確認し、一切の出し惜しみなく対応してくださいました。
- テラセンサの紛失: 1枚(41,800円相当)の紛失に対し、こちらは譲歩して中古でも良いと伝えて、中古5枚の調達費用として39,000円を 私が交渉して25,000円 で仕入れたのでをそれを補填いただきました。
- 備品の買い替え: 損傷したマッサージベッドは新品へ、紛失したBluetoothレシーバーや配線類も代替品を揃えていただきました。
- 賠償総額: 最終的に 110,800円 の支払いで合意しました。




ミスは誰にでも起こります。しかし、その後の「逃げない、隠さない、スピーディーに動く」というアート様支店長の姿勢は、まさにプロフェッショナルそのものでした。
2. 「履行不能(りこうふのう)」による正しい施設賠償
今回のハイライトは、フロアマットに開いた2cmの穴への対応です。
本来、賠償の原則は「事故前に元通りに直すこと(原状回復)」です。しかし、マット1枚の傷のためにジムの営業を数日間止めて全面張り替え工事を行うことは、現実的ではありません。

このように、物理的・社会的に「元通りにすることが不合理」な状態を、法的に「履行不能」と呼びます。
今回の解決策 アート様は「営業を止めての工事は困難」という当方の状況を深く理解し、施工会社ユネット様の見積単価(1㎡あたり7,800円)に基づき、補修に必要な10㎡分の金額を「賠償金」として支払う決断をされました。 さらに、この穴の原因が、以前の汚水事故の際に放置されていた「5mmの段差」に器具が引っかかった(建物の構造的欠陥)可能性あるとまで正確に分析してくれました。
驚くべきは、アート様が「わずか2cmの穴」に対し、当社では修理不能で張り替えしか対応不可と車内で確認した上で、施工会社ユネット様の見積単価(1㎡あたり7,800円)に基づいた10㎡分の賠償提示を、一度の疑念も持たず、即座に「合理的である」と判断されたことです。
本来、建物の管理や法的な賠償実務に精通しているはずの「プロ」であれば、この7,800円という数字が単なる材料費ではなく、「施設の安全性と営業継続を担保するための最低限のコスト」であることは、議論の余地もない常識です。
アート様はこの「商慣習上のインテリジェンス」を当然のように持ち合わせていました。翻って、事故から数ヶ月が経過してもなお「床の構造(3枚重ね)」という物理的事実を否定し、コストカットのために不完全な修繕を強行しようとする組織の振る舞いが、どれほど「プロの仕事」からかけ離れた、幼稚で非論理的なものであるか。
運送のプロが示した「10㎡の即決」という潔い知性は、図らずも、本業であるはずの相手方がいかに「自らの職務と法的責任に無知であるか」を、鏡のように鮮明に映し出しています。
3. 【舞台裏】「約20万円」を削り出した、被害者としての意地
もう一点、皆様に知っておいていただきたい事実があります。 今回の復旧に伴う一時引越し費用は、本来は相手方(管理組合)が負担すべきものです。しかし、私はあえて「自分の仕事ではない」交渉に心血を注ぎました。
- 当初の見積額: 555,544円
- 1回目の交渉: 私自身が荷物を極限まで減らし、直接交渉で 499,999円 へ。
- 最終的な着地: 3月2日の引越し終了後、さらに粘り強く交渉し 353,558円 まで抑えました。
結果として、当初から 201,986円(36.3%) ものコストを削減したのです。
削減できた 146,432円 については、すでに相手方(管理組合)様の口座へ返金する手続きを進めています。「被害者だからといって、人様のお金を湯水のように使っていいわけがない」という私の信念からです。
「おかしいことには毅然とNOと言うが、不当に得をしようとは微塵も思わない。」
このスタンスこそが、私が皆様に対して、そして社会に対して示すべき正義だと確信しています。 もし皆さんが引越しを検討されるなら、私は自信を持って「アート引越センター」さんをお勧めします。彼らこそ、本当のプロフェッショナルでした。(5mmの段差がないのと、養生すれば問題なかったとは思うのですがw)
新しくなったジムで、また皆様と最高のトレーニングができることを楽しみにしています!

