連日の工事対応、ウレタンボンドの換気作業、そして全くコミュニケーションが取れなかった管理組合との交渉w。 正直に言えば、ストレスがないと言えば嘘になります。
しかし、自分はプロのコーチです。 体だけでなく、脳のコンディションも管理しなければなりません。 今日は、私がこのカオスな状況下で実践し、推奨している「科学的根拠に基づいた4つの休息法」をご紹介します。
ただ休むだけではありません。脳を物理的に作り変える「動的」休息法です。
「そんなことより、お前は休め、寝ろ!」という会員様の声が聞こえてきそうですが…
01. 散歩 (Walking)
~スタンフォード大学が証明した「脳の創造的スイッチ」~

たかが散歩と侮ってはいけません。 アメリカ・スタンフォード大学の研究によると、歩くことは座っている時に比べて、創造的な発想力(クリエイティビティ)を平均60%も向上させることが分かっています。
【深い真理】 さらに興味深いのは、「自然の中を歩く」ことの効果です。 同大学の研究では、自然環境での90分間のウォーキングが、脳の「前頭前皮質(sgPFC)」と呼ばれる部位の活動を鎮めることを突き止めました。 この部位は、ネガティブな思考を反芻(はんすう)してしまう「ぐるぐる思考(反芻思考)」に関与しています。
つまり、散歩とは足を動かす行為ではなく、 「脳のネガティブなループを物理的に断ち切る行為」なのです。
【実践のポイント】 悩みがある時ほど、部屋に籠もらず外へ出ること。景色が変われば、思考の回路も強制的に切り替わります。 (全く散歩行く暇は皆無なのですが、出勤を徒歩に変えています。)
02. 瞑想 (Meditation)
~ハーバード大学が捉えた「脳の物理的変化」~

「怪しい」という時代は終わりました。 ハーバード大学およびマサチューセッツ総合病院の研究チームは、わずか8週間のマインドフルネス瞑想の実践によって、脳の構造そのものが変化することをMRIスキャンで証明しました。
【深い真理】 具体的には、記憶や学習を司る「海馬」の灰白質密度が増加し、逆に恐怖やストレス反応を司る「扁桃体(へんとうたい)」の密度が減少したのです。
これは、瞑想が単なるリラックス法ではなく、 「ストレスを感じにくい脳への外科手術」に近い効果を持つことを意味します。 脳も筋肉同様、トレーニングで作り変えられる(神経可塑性)という証明です。
【実践のポイント】 1日27分、いや最初は5分でいい。自分の呼吸に意識を向ける。それは脳の筋トレです。
03. ジャーナリング (Journaling)
~テキサス大学が提唱する「感情の解毒」~

ジャーナリングは「書く瞑想」とも呼ばれます。 アメリカ心理学会やジェームズ・ペネベイカー博士(テキサス大学)の研究によれば、自分の深い感情や思考を書き出す「筆記開示(Expressive Writing)」は、ストレスホルモンを減少させ、免疫機能さえ高めることがわかっています。
【深い真理】 人間にとって最大のストレスは「得体の知れない不安」です。頭の中にあるカオスな感情を文字という「視覚情報」に変換することで、脳はそれを客観的な事実として処理できるようになります。
これは「脳内の大掃除」であり、未処理の感情というゴミを外に出す唯一無二の作業です。
【実践のポイント】 綺麗に書こうとしないこと。誰にも見せない前提で、汚い言葉でも構わないから書き殴る。 (……会員様に報告しているブログが、結果的にデトックスになっているかもですね。言葉を選びまくって汚い言葉は使えませんがw w)
04. 没頭できることをする・趣味 (Immersive Hobbies)
~ミハイ・チクセントミハイが発見した「フロー体験」~

心理学者ミハイ・チクセントミハイが提唱した「フロー(Flow)」という概念をご存知でしょうか。 これは、自分のスキルと課題の難易度が釣り合った時、自意識が消え去るほど活動に没入する状態を指します。
【深い真理】 フロー状態にある時、脳は「不安」を感じることができません。人間の脳は、高度な集中と不安を同時に処理できないような構造になっているからです。
つまり、趣味に没頭することは、単なる暇つぶしではなく、 「不安の入り込む隙間を埋める最強の防御壁」となります。これが、チクセントミハイ博士が「幸福の秘密」と呼んだ境地です。
【実践のポイント】 受動的な娯楽(ただ動画を見るなど)ではなく、能動的な趣味(楽器、スポーツ、創作など)を選びましょう。少しの「難しさ」が、あなたをゾーンへ導きます。(ゲームする時間が全くない…)
脳もリニューアルして、3月にお会いしましょう
いかがでしたでしょうか。 ジムの床だけでなく、私の脳みそもこの期間中にしっかりと「再構築」しておきます。
皆様も、ストレスを感じたら「散歩」か「紙に書き殴る」ことから始めてみてください。 効果は科学が保証してくれています。
