『ランブルローラーマスタートレーナー』の田野です。
筋膜リリースの神経生理学的効果について少し説明してみようと思います。
いわゆる体の硬さや痛み、体の動かしやすさをどこが決めているかと言ったら、痛みを出している患部ではなく脳が決めています。
筋膜の中には感覚を司る固有感覚受容器があり、他の組織よりも感度の高いセンサーが含まれています。筋膜に含まれる固有感覚受容器の中には、圧刺激に反応するパチニ小体とルフィニ終末、のどちらかにアプローチをスピードで調整したり、ストレッチや振動の刺激を上手く組み合わせることで、より多くの固有感覚受容器にアプローチすることができ、より高いリリースの効果を得ることができます。
ただ闇雲にコロコロしておけば良いというものではないんですね。