以前インディアンクラブやグランドムーブメントなどのトレーニング指導していたJr.世界ランキング7位の坂本怜選手が、日本男女シングルス史上初全豪OP Jr.優勝しました。
テニス 全豪オープン第14日(27日、メルボルン・パーク)
ジュニアの男子シングル決勝が行われ、坂本冷(17) =誉高=は3-6、7-6、7ー5でヤン・クムスタト(17) =チェコーに勝利し、日本男子ジュニアシングルスで全豪では初めて、4大大会では19年ウィンブルドン選手権を制した。
望月慎太郎以来の4大大会制覇を成し遂げた。日本男女シングルス史上初全豪OP Jr.優勝しました。
コート上の優勝スピーチでは英語で「コーチ、いつも僕を支えてくれている皆さん、盛田さん、ヨネックス、みなさんありがとうございます」と感謝を述べた後、日本語で真顔になり「2024年お正月に大きな地震があったと思う。今も苦しいしている思いをされている方がいると思うが、僕がスポーツ選手としてできることは、少しでも明るい話題を届けることだと思う。なので今日、勝つ事ができてとてもよかったです」と画面を通して思いを伝えた。
◆坂本 怜(さかもと・れい)2006年6月24日、名古屋市生まれ。6歳からテニスを始める。22年から錦織圭らと同じく盛田正明ファンドの支援を得て米1MGアカデミーに拠点を移し活動している。全豪公式ホームページのプロフィールは193センチ、80キロだが「まだ伸びている。195センチ」。右利き。