この世は十住心論で言うと、10種類の段階の色々な住心の人間が、混じり合って生活しています。
性格も、才能も、能力も、体力も、全然違っています。
1を聞いて10を知る人もいれば、
1を聞いて5を知る人、
1を聞いて1を知る人、
1を聞いてもその半分も分からない人、
1を聞いて反論、攻撃してくる人、
1を聞かずとも既に全てを理解している人、
1以上を知っていて、さらに指導してくださる人・・・
1を聞いて5を知る人、
1を聞いて1を知る人、
1を聞いてもその半分も分からない人、
1を聞いて反論、攻撃してくる人、
1を聞かずとも既に全てを理解している人、
1以上を知っていて、さらに指導してくださる人・・・
同じ話をするにしても、その人に合わせた話の仕方をすることが大切で、お釈迦様はこの『対機説法』が、実に得意であったと伝えられています。
弘法大師空海も
「聖人の薬を投げること機の深浅に従い、賢者の説黙は時を待ち、人を待つ。」と書き残しています。
「聖人の薬を投げること機の深浅に従い、賢者の説黙は時を待ち、人を待つ。」と書き残しています。
その意味は・・・