GROUND MOVEMENT®︎や、色々な資料や設計を考える時には万年筆で殴り書きでイメージを考えます。
(完成したGROUND MOVEMENT®︎の教科書です。)
父親の形見としてモンブラン マイスターシュテュック146を愛用していますが、去年からインクの吸引やか着心地が変わってきました。
修理に出そうにもメーカーは国外輸送での修理になる様で、しかもコロナが流行し始め外出を控えていたのでなかなか修理に出せませんでした。
使えないと何かと不便なので、郵送修理も考えたのですがモンブランの本国ドイツからも修理代行依頼を受けている実績のある川窪万年筆店さんに
予約を取って直接診てもらう事にしました。
1970~80年代のモンブラン マイスターシュテュック146ということがわかり(オレンジのシリコンカバーが証明している様です)
90年代以降の量産型ではない為、部品の供給は既にない様です。
しかしそこは流石プロフェッショナル!吸引の音を聞いたり、僅かな歪みを触感覚で見つけていき
熱を加えたりすることでどんどんペン先調整、インク吸入不良などを修理していきます。
1970~80年代のモンブラン マイスターシュテュック146は全てドイツ職人のハンドクラフトで造られている為、
90年代以降の量産型の様に部品総取っ替えの様な事にはならない様です。(ただハイレベルな知識と腕前は必要)
あと色々な知識を教えてもらえました。
(ドイツ製の万年筆には日本製のインクなどではなく、モンブランやペリカンなどのインクの方が故障しないなど)
身体も基本的には修理部品はありません。大事に使っていけるように理解してもらいながら、長年付き合っていけるように運動指導したいと考えています。
間近でプロフェッショナルな職人さんの仕事を拝見できて眼福でした。
ジャンルは違いますが、かくありたいと思いました。