まっすぐに立っている状態では、重心は身体の正中線に沿って、腰の上辺りにあります。体位を変えると重心も移動します。身体を動かしている間は、筋肉のコーディネーションによって、重心をコントロールしています。従来の部分的な運動療法または複数の関節を使うエクササイズのいずれを行うにも、TRXサスペンショントレーニングエクササイズは、意図的に重心をずらすようにデザインされているため、エクササイズ中に体幹の筋肉組織が活性化されます。
TRXサスペンションの誕生は、アメリカ海軍特殊部隊が孤島での訓練をしていた際に、体全体の筋肉を鍛える器具がないことから、手元にあったパラシュートのコードを手縫いしたツールを作成。独自のワークアウトを考案したことに由来します。
現在では、全米の様々なプロスポーツチーム・選手にとって筋力トレーニングやウォームアップになくてはならないものとして、TRXサスペンションが積極的に取り入れられています。




クリックで拡大