ダンデライオンジムネイジアム会員の皆様、そして関係者の皆様
日頃より当ジムをご利用いただき、誠にありがとうございます。
また、この度の10月5日に発生したマンション共用部からの漏水事故により、
会員様には多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。
現在、一日も早い復旧と営業正常化に向けて対応しておりますが、事故の責任を負うべき相手方との
損害賠償交渉において、いくつかの理解に苦しむ点が発生しております。
(事故発生から現在まで保険会社からの連絡はない)
会員様への透明性を確保するため、また、同様の被害に遭われる可能性のある事業者様への情報共有として、
事実関係をご報告させていただきます。
1. 現在の状況
• 当ジムは事故の被害者です。
• 相手方はマンション管理組合であり、損害保険に加入しています。
• 交渉の窓口は、相手方が指定した保険代理店(兼 マンション管理会社)の担当者です。
当ジムは被害者として、相手方が加入する保険会社に対し、損害賠償(設備・什器、休業損害等)の交渉を行っております。
2. 交渉における疑問点
交渉の過程で、相手方の窓口担当者上司に当たる支店長より、
「(相手方の)保険会社は、あなた(当ジム)からの連絡には直接応じない意向だ」という趣旨の発言がありました。
(当ジムは、該当の発言音声を証拠として保持しております)
通常、保険会社は事故の被害者と直接交渉する義務があると考えられますが、このような対応には疑問を感じざるを得ません。
3. 特に理解に苦しむ主張(休業損害について)
この疑問は、「休業損害」や「移転費用」に関する交渉において、さらに顕著になっています。
【相手方窓口の主張】
「休業損害や移転費用の話も、あなた(当ジム)本人とではなく、あなたの加入している保険会社としか話さない。それが保険会社の意向だ」
【この主張への疑問】
当ジムが加入する保険は、「休業損害」を補償対象としていません。そのため、当ジムの保険会社は、この件に関して交渉する立場にありません。
「休業・原状回復・一時移転が必要な損害」の被害を直接被っているのは当ジム(本人)です。
したがって、相手方の保険会社は、当ジム(本人)と直接交渉すべきではないでしょうか。
「交渉する権利のない相手(当ジムの保険会社)」としか話さない、という姿勢は、事実上の交渉の遅延、
あるいは拒否とも受け取られかねず、誠実さに欠ける対応ではないかと懸念しております。
4. 事業者の皆様へ(注意喚起)
今回私たちが経験しているのは、「相手方の代理店が、保険会社本体の意向を盾に、
被害者本人との直接交渉を避けようとする」とも見受けられる事態です。
万が一、同様の被害に遭われた場合、
「相手方の保険会社が、『あなたの保険会社(の補償対象外の損害)についてまで、保険会社としか話さない』
と言ってきたら、それは交渉上の問題点となりうる」
ということを、一つの事例として知っておいていただければと存じます。
5. 今後の対応について
当ジムは、被害者として、正当な損害賠償請求の交渉を行う権利を有しています。
相手方の窓口担当者の発言が、
保険会社本体の公式な見解なのか、あるいは担当者レベルでの説明不足や誤解なのか、
現在確認を進めております。
当ジムは、すべての交渉経緯、証拠(音声データを含む)を保全・記録しており、
今後、専門家とも相談の上、しかるべき対応(金融庁への相談、そんぽADRセンターへの申し立て、法的措置等を含む)を検討していく所存です。
相手方に対し、誠実かつ迅速な交渉のテーブルに着くことを求めます。
最後に(会員様へ)
このような事態により、会員様へのサービス提供に支障が出ておりますこと、重ねて深くお詫び申し上げます。
納得のいく解決には至っておりませんが、
目標は2026年2月28日までに内装、トレーニング機材搬入を終わらせたいです。
皆様が安心してトレーニングできる環境を取り戻すため、引き続き、誠意をもって交渉を続けてまいります。
進捗があり次第、改めてご報告させていただきます。
引き続きのご理解とご支援を賜れますと幸いです。
2025年10月22日
ダンデライオンジムネイジアム
田野 耕平

