ここ最近急に暑くなってきましたね。皆さんの通われている「ジムに入った瞬間、ちょっと肌寒いな」と感じたことはありませんか? 実は、フィットネスジムの温度管理には、単なる「快適さ」だけでなく、「トレーニングの成果」と「安全(熱中症予防)」に直結する科学的な理由があります。(多分考えてるはずです…)
今回は、パーソナルジムだからこそできる、個人の目的に合わせた「最適な温度管理」と、この季節に知っておきたい熱中症対策について少し書きたいと思います。
1. なぜ「一律キンキン」のジムがあるのか?
クロスフィットや欧米発の最先端グループHIIT(高強度インターバルトレーニング)ジムでは、室温が16℃〜20℃前後と、かなり低めに設定されています。
これには明確な理由が3つあります。
- 爆発的な産熱: 激しい運動を始めると、体温は一気に上昇します。室温が低くないと熱が体にこもり、すぐにバテてしまいます。
- 心肺への負担軽減: 暑い部屋では、体温を下げるために血液が皮膚の表面に集中します。その結果、筋肉に送られる酸素が減り、パフォーマンスが著しく低下します。
- 安全性の確保: 大人数が汗をかくと床や器具が滑り、高重量を扱うトレーニングでは大怪我に繋がります。
2. パーソナルジムの正解は「22℃〜27℃」のオーダーメイド
では、すべてのジムがキンキンに冷えていればいいのかというと、答えは「NO」です。
特にマンツーマンで一人ひとりの目的や体質に寄り添う「ダンデライオンジムネイジアム」では、22℃〜27℃の範囲で、その日のメニューやお客様のコンディションに合わせて微調整するのが最も効果的です。
当然シェアトレーニングで人数が多い時は、それだけで暑くなるのでいつもより低く温度調整をします。
【温度のさじ加減:プロの視点】
- 25℃〜26℃(快適・機能性重視): 冷え性の女性やシニア層、またストレッチやフォームチェック、インターバルを長めにとる筋肥大トレーニングに最適です。筋肉や関節を冷やさず、怪我を防ぐ効果もあります。
- 23℃〜24℃(アクティブ・脂肪燃焼重視): 高重量のスクワットや、心拍数を上げるサーキットトレーニングなど、しっかり汗をかいて脂肪を燃やしたいセッションに最適です。
3. インドアでも油断大敵!「ジム内熱中症」を防ぐ3つの鉄則
空調が効いている室内であっても、トレーニング中は熱中症のリスクが潜んでいます。特に以下の3点に注意して、安全に限界へ挑戦しましょう。
① 「喉が渇く前」の水分・ミネラル補給
「喉が渇いた」と感じた時点で、脱水はすでに始まっています。また、水だけを大量に飲むと血液中の塩分濃度が下がり、足の攣り(こむら返り)や頭痛の原因になります。トレーニング中は、スポーツドリンクやアミノ酸(EAA/BCAA)入りのドリンクで、水分とミネラルを同時に補給しましょう。
② エアコンの温度+「気流」の活用
室温が24℃であっても、空気が淀んでいると体感温度は上がります。当ジムでは、エアコンの温度管理だけでなく、サーキュレーターや扇風機を使って「風(気流)」を作り、お客様の体感温度を安全にコントロールしています。
③ 服装による体温調節
ウォーミングアップ中は体を冷やさないよう薄手の上着を着用し、メインのハードなセットに入る前に脱ぐなど、ウェアでの調整も非常に有効です。
結び:あなただけの「最適空間」で、最高の成果を
集団で行うフィットネスでは、周りに合わせて我慢しなければならないこともありますが、パーソナルジムの最大の強みは「空間そのものをあなた専用にカスタマイズできること」です。
「今日はちょっと暑いな」「少し肌寒いかも」と感じたら、我慢せずにいつでもお声がけください。
あなたの身体が最も引き締まり、最も安全にパワーを発揮できる最高の環境をご用意して、お待ちしております。

