当会員様には、さまざまな目的のお客様がいます。
今回はプロ選手、趣味でスポーツを楽しんでいるお客様でよくある疑問
柔軟性が高いと、しなやかなスポーツ動作に繋がるという考え方の人が多いです。
関節可動域が大きく自由に使えるために、
しなやかに動ける高いパフォーマンスを発揮するアスリートには、
実際、柔軟性が高い選手は多いと思います。
ただ逆に、身体はとても柔らく柔軟性は高いのに、パフォーマンスも低い、という人もいます。
身体が柔らかくなってもその使い方を誤ってしまうと、高いパフォーマンスは発揮できない、ということがあります。
しなやかに動くために最も大事なのは、
「力が生まれるポジション」が取れる(作れる)ことです。


元々、ロスのある身体の使い方をしていた人が、柔らかくなった身体で、その良くない身体の使い方を強調するように使ってしまうと、マイナスに働く可能性がある、ということです。
柔らかい状態を作った上で、
・力が生まれるポジションが取れること、
・ロスのない身体の使い方ができること、
ここを目指すことがスポーツ動作をしなやかにする為に重要なポイントとなります。
「柔軟性が高まること」はゴールではなく、
①ロスがない力を生み出すポジション
②身体バランス
などはあくまでも「1つの要素」であるということを理解しておく事が、
プレーに対してストレスが溜まらず、トレーニングを取り組むと良いと考えています。