アブベンチグリップ完成 DIY

ボディメイクの話
腹直筋は、
- 【起始】 恥骨(恥骨結合、恥骨結節)
- 【停止】 第5-7肋軟骨、胸骨(剣状突起)
骨まで繋ぐ腹直筋がメインで。メインがあればサブも重要で
胴体、背骨は捻れることも多いので、その捻りを胴体前面で”受ける”腹斜筋群。
四つ足で歩いていた名残から受け継ぐ、内臓全体が地面に落ちてしまわないようにひとまず包み込む腹横筋があります。
ボディメイクでの腹筋群は、は反動を使うのではなく、骨盤と胸郭をどう近づけるかそこが重要です。反動を使いたければ、負荷をかけて思い切り反って、最後の最後にトップでスクイーズ、ヘソの少し上を中心にお腹の中に畳み込むイメージで行う。
アブベンチのグリップ部分を愛用していたリュックを分解して、会員様により体幹にモーメンタムが掛かるようにDIY完成させます。
使用頻度が上がるように補強の針を入れていきます。
完成。
上が正規品、下が今回の完成品
高さを揃えると長さが違うことがわかってもらえると思います。
あとは人体実験です。
アブベンチは、腰に負担がなく腹筋にダイレクトに効くマシンです。通常のシットアップでは可動域が限られているため、何百レップスものシットアップをこなしたり、セット数を増やす必要がありました。(うちの会員様なら反動をうまく使えばもっとできるので、それでは腹直筋のトレーニングではなく全身運動になるので)アブベンチをを利用して少ない回数で短時間に効果的な腹筋トレーニングが可能なので最近入荷しました。
正規品のグリップでは鳩尾(みぞおち)くらいの高さになります。
グリップを握って行うと力入れすぎて、自ら柔道技の送襟絞めで頸部を絞める技になりがちなので、うちではラタン製のカリスティックを入れて行っています。(カリスティック(KALI Stick)は70センチほどの長さの棒(オリシ)で、エスクリマスティックとも呼ばれ、その棒術を基本としたフィリピン武術をKALIという。)
今回DIYしたものだと、胸骨上部の位置からなので体幹部にかかるモーメンタムは大きくなります。
完成品の実験台感想はさらに腹直筋の刺激が抜けずにできるとのことでした。
ぜひ時間短縮のためにご利用ください。