実はカフェインは筋肉に効果をもたらすだけではなく脳に作用する活動が明らかになっているのです。
私たちは運動、筋トレをしていると次第に疲れを感じてきます。
そうすると、運動に対するパフォーマンスが下がってきてしまいますよね。
この疲れは、神経伝達物質である疲れや痛みを発信させるアデノシンの働きを受信してしまうからです。
その働きを抑えてくれるのがカフェインの効果なのです。
カフェインはアデノシンの受容体に作用することができるため感受性を弱める作用があるのです。
そのため、カフェインを摂取してから運動すれば、
疲れを感じにくくさせることができパフォーマンスを高めることができます。
筋力は、単に筋肉量が増えるということだけでなく、脳の働きも大きく関わっているようです。
また、カフェインはサプリで摂取するよりコーヒーなどの液体で摂取することで吸収率が上がります。
カフェインのメリット・デメリット
コーヒーに含まれるカフェインのメリット
・眠気を抑える覚醒作用がある
・興奮作用の働きで集中力がアップする
・利尿作用で老廃物が排出される
・鎮痛効果がある
・強心作用がある
・血流促進効果がある
・疲労感が減少する
・抗酸化作用がある
・脂質の代謝を高める
また、これ以外にも認知症で最も多いとされている原因のアルツハイマー病や筋肉のこわばりなどの症状が現れるパーキンソン病の予防にも効果があると示唆されています。
コーヒーに含まれるカフェインのデメリット
・1日にカフェイン500㎎以上を毎日摂取しているとカフェイン中毒になる可能性がある
・胃液分泌が促進され胃痛を起こすことがある
・過剰摂取で冷えを招く
これはあくまでも過剰摂取した場合に考えられるデメリットです。1日の適量を上手に摂取しましょう。
カフェイン摂取量の目安
上記にあるようにデメリットとして、カフェインの摂りすぎによってカフェイン中毒という症状が出る場合があります。
カフェインは、コーヒーや茶葉、カカオなどの天然の食材に含まれています。 また、コーラやエナジードリンク、眠気覚まし飲料、チョコレートなどにも含まれています。
それぞれに含まれるカフェイン量のおおよその目安は以下の通りです。
・インスタントコーヒー 80mg(コーヒー1杯150ml換算)
・ドリップコーヒー 90mg(コーヒー1杯150ml換算)
・抹茶 45㎎(コップ1杯150ml換算)
・緑茶 30㎎(コップ1杯150ml換算)
・紅茶 30㎎(コップ1杯150ml換算)
・ウーロン茶 30㎎(コップ1杯150ml換算)
・玄米茶 15mg(コップ1杯150ml換算)
・ココア 45㎎(コップ1杯150ml換算)
・ダークチョコレート 80mg(100g)
・ミルクチョコレート 20mg(100g)
・コーラ 48㎎(500mlペットボトル)
・エナジードリンク 80mg(250ml缶)*商品によって大きな差があります
コーヒーの種類や抽出方法、または商品によってもカフェインの含有量は異なる為、 これらはあくまで目安となる数字ですが、 正しく摂取するにはカフェインの含有量を知っておくと安心です。参考にしてみてください。